歌手のGACKTがフランスのホテルで人種差別を受けたことを自身のブログで公開し、話題になっています。
フランスで空港近くのホテルに宿泊したGACKTがビュッフェで入り口近くの席へ座ろうとしたところ、店員に奥の席に座るように指示されたとのこと。よく見てみるとアジア人は入り口近くには座らせず、全て奥の席に座らせていたようです。再度、入店した際にも同じような扱いを受けたGACKTは店員に質問。
「なんでだ? 分かりやすいように説明してくれ」「大きい声で、わかりやすく言ってくれ」と笑顔で店員に尋ねたところ、「諦めたのか向こうに行って他の店員となにやらボクを見ながら話していた。あはははは。こういうことっていまだにあるんだよなぁ…」と、露骨な人種差別にあきれていた。
GACKTあきれた、フランスで露骨な人種差別 - 芸能 : 日刊スポーツ歌手のGACKT(41)が30日、ブログを更新。先頃訪問したフランスのホテルで人種差別を受けたことを明かした。フランスには飛行機の乗り継ぎのため滞在したという… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
GACKTといえば、海外でも人気のある日本のビジュアル系ロックで最も人気のある歌手の一人。海外でもこの事件が注目を集めています。change.orgでは謝罪を求める署名を募るキャンペーンも行われています。
以下、海外の反応。
・これは完全に違法だろ。
・またフランス人か…
・未だにこんなあからさまな人種差別を行ってるところがあるなんて信じられない。
・GACKT様かわいそう!
・ホテルの名前を公開して批判するべき。
・日本人も外国人に対して同じようなことをしてるけどな。
・日本に行ったとき、何度もこういう目にあったぞ。
・アジア人の団体旅行客の一人だと思われたんだろう。
・GACKTは中国人だと思われたんじゃないか?中国人の観光客はマナーが悪い奴が多いから、中国人に対して特別なルールを設けてるところはある。
・フランス人はクソだってこと、誰も知らないんだよな。
・イギリス人は知ってる。
・パリ以外はけっこういい人が多いんだけどな。
・日本ではこんな差別は一切ないのにな。
・日本には外国人観光客を拒むような店は一つもないよね。
・パリ症候群ってものがあるんだが…
パリ症候群(パリしょうこうぐん、仏: syndrome de Paris, 英: Paris syndrome)とは、異文化における適応障害の一種であり、カルチャーショックの一種。「流行の発信地」などといったイメージに憧れてパリで暮らし始めた外国人が、現地の習慣や文化などにうまく適応できずに精神的なバランスを崩し、鬱病に近い症状を訴える状態を指す精神医学用語である
・フランスはアメリカの次に人種差別が多い国だからね。
・ホテル側を擁護する気はないけど、たぶん中国人観光客に関する嫌な経験があったんだろう。ホテルのスタッフが日本人を差別するとは考えにくい。フランスには人種差別はあるけど、ほとんどの人は日本人と日本の文化は大好きだから。
・GACKTはかわいそうだけど、欧米の旅行客は中国人旅行客を嫌う人が多いからな。別々に座らせるというポリシーがあるのも仕方ない。中国人旅行客は周りの迷惑を考えない奴が多い。日本は残念な隣人と付き合っていくしかないんだよ。GACKTも福沢諭吉の脱亜論を読むべき。
・僕はオーストラリアで生まれ育ったアジア人で、白人ばかりでアジア人はほとんどいない地域に30年くらい住んでた。そこではこのGACKTが受けたような扱いは普通に受けてたよ。子供の頃からそういうもんだと諦めてた。
・人種差別はどこの国にもある。アジア人として、いろんな差別を受けてきた。
出典:GACKT Experiences Blatant Racism At French Hotel、J-musician GACKT Experiences Blatant Racism At French Hotel、Japanese musician “GACKT” Experiences Blatant Racism At Paris Hotel