ドイツの副首相兼経済・エネルギー相を務めるジグマール・ガブリエル氏が、「ドナルド・トランプは平和と繁栄にとっての脅威だ」と発言したことが話題になっています。ドイツで毎週日曜日に発行されている新聞、「Welt am Sonntag」のインダビューで、ガブリエル氏はトランプ氏を「右翼の大衆迎合主義者」と呼び、「ドナルド・トランプ、マリーヌ・ル・ペン、ヘルト・ウィルダースのような右翼の大衆迎合主義者は、平和と社会的結束だけでなく、経済成長にとっても脅威となる」と語りました。
ジグマール・ガブリエル(Sigmar Gabriel、1959年9月12日 – )は、ドイツの政治家。ドイツ社会民主党(SPD)所属。1999年から2003年までニーダーザクセン州首相。2005年から2009年まで、第一次アンゲラ・メルケル内閣で環境・自然保護・原子力安全相を務めた。2009年よりSPD党首。2013年末に発足した第三次メルケル内閣で副首相兼経済・エネルギー相を務める。
以下、海外の反応。
・ドナルド・トランプに反対したいなら、バーニー・サンダースに投票するしかないな。ヒラリー・クリントンはトランプに負ける。サンダースならまだ望みはある。
・バーニー・サンダースはヒラリー以外なら誰でも勝てるんだけどな。
・トランプが大統領になるのを防ぎたいなら、トランプについて語るのを止めることだよ。トランプは反対意見を飲み込み、それを有権者に支持されるような形で吐き出すんだ。火に油を注ぐのを止めるべき。
・僕はトランプの支持者ってわけじゃないけど、他の国の政治家がわざわざその名前を出してると、その候補者を贔屓したくなるんだよね。
・誰のための「平和と繁栄」なんだ?
・「全世界の」だろ。アメリカは世界中の全ての人に対して影響があるから。
・アメリカ人ならこんなことを聞くとドナルド・トランプに投票したくなる。ドイツ人なんて頭がおかしいと思ってるから。
・ヨーロッパの人間もみんなそう思ってるよ。
・アメリカにはドイツ系が多いんだけどな。トランプもそうだし。
・「平和と繁栄にとっての脅威」って、それメルケル首相のことだろ。
・難民問題でヨーロッパを大混乱に陥れたドイツが言うな。
・他の国の政治家が口を出さない方がいいと思うよ。もし当選してしまったら、その後の外交に悪影響を及ぼすから。
・20世紀も21世紀も、世界にとっての脅威はドイツなんだよな。
・たしかにトランプは怖すぎる。僕はトランプには絶対に投票しないね。でもヒラリーにも投票したくない。選挙の日は家で過ごすよ。
・お前が投票に行かなければトランプが勝つよ。
・平和にとっての脅威かどうかはわからないけど、トランプは現在の状況を揺さぶるだろう。そしてそれは良いことだと思う。
・ドイツはまず国内の難民問題をなんとかしろよ。
出典:Reddit