蚊を媒介とする感染症の「ジカ熱」が中南米で流行しているようです。感染者が最も多いブラジルで先天的に頭部が小さくなる「小頭症」の新生児が急増していることもあり、妊娠中の女性がジカ熱に感染することによって胎児に影響があるとの見方が強まっています。
「ジカ熱」は蚊が媒介する感染症で、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が最大で1週間ほど続きます。
中南米では去年、ジカ熱が流行し、このうちブラジルでは保健省によりますと、これまでに感染者が推定でおよそ150万人に上るということです。
またブラジルでは去年7月頃から先天的に頭部が小さく脳の発達に遅れがみられる小頭症の新生児が急増し、去年からことしにかけて3893件が報告されたということです。エラー|NHK NEWS WEB
エルサルバドルではジカ熱の流行を受け、向こう2年間は妊娠、出産を控えるよう要請しています。
エルサルバドルやジャマイカ、南米コロンビアではジカ熱の流行を受け、政府が女性に対して2年間は妊娠しないよう異例の勧告を行った。
エルサルバドルでは女性団体が今回の事態を受け、政府に対して人工妊娠中絶禁止の撤回を求めた。同国は1998年以来、人工妊娠中絶を全面的に禁止しており、女性が強姦被害に遭った場合や母体が危険にさらされる場合も含め、一切の例外は認められていない。
イギリスで「ジカ熱」 エルサルバドルでは中絶禁止の撤回訴え - ライブドアニュース英公衆衛生当局は25日までに中南米への渡航経験者が「ジカ熱」と明かした。一方、エルサルバドルでは中絶禁止の撤回を求める声が強まっている。ジカ熱は中南米で急増している新生児の小頭症との関連も指摘されている
以下、海外の反応。
・つまり「ちゃんと避妊しなさい」ってこと?それで上手くいくなら、HIVはもうなくなってるはずなんだよなあ。
・南米でそんなことができるはずがないだろ。
・アメリカにもジカ熱が広がってるらしいからな。そのうちアメリカでも妊娠しないように言われるのかな。
・2年もの間、出生率を下げるなんて、こんな馬鹿な対策はないね。
・アメリカのような先進国でも、計画的に妊娠した子供の数は半分くらいだよ。エルサルバドルで計画的に子供を産むなんてことができるとは思えない。
・なんか『トゥモロー・ワールド』みたいだな。ついに人類は終わるのか。
西暦2027年11月。人類は希望を失い、世界は恐慌状態におちいっていた。なぜか出産の能力が失われ、18年間にわたって全く子供が生まれないのだ。世界各国が内戦やテロによって壊滅する中、英国は軍事力で徹底的に抑圧することにより、秩序を維持していた。
・日本の漫画で『サクラサクラ』ってのがあったけど、それに似てるな。
・エルサルバドルではいかなる場合の人工妊娠中絶も禁止されている。つまり、避妊の知識がない低所得者層ほど、小頭症の子供を産む可能性が高くなるということだ。
・エルサルバドルでは中絶は違法。つまり、障害を持った子供を産みたくなければ妊娠するな。もし妊娠したら障害を持った子供をちゃんと産め。そういうことだな。
・みんなで蚊を退治すればいいんだ!
・ブラジルはネッタイシマカの数を減らそうとしてるけどね。人類は何千という種を意図せずに絶滅させてしまったけど、凶悪な感染症を媒介する蚊を絶滅させることはできないようだね。
・蚊ってのは少しの水さえあれば子孫を残せるからね。
・カトリックの国が避妊を推奨するとは。
・カトリックの国だから避妊が禁止されてるんだろ?それで子供を産むなってどういうこと?
・穴は一つじゃない。
・エルサルバドルだけじゃなくて、他の南米の国も国民に要請するべきなんじゃないの?
・コロンビアでも妊娠しないように呼びかけているよ。6ヶ月の間だけだけどね。
・この期間に産まれた子供は優位になるんじゃないの?競争相手が少なくなるから、就職もしやすくなる。
・1クラスの生徒の数が30人から急に6人くらいになって、しかもクラスメイトのうち何人かは小頭症、なんてことになるのかな。
出典:Reddit