「アイス・バケツ・チャレンジ」の次に流行るインターネット上のキャンペーン、「スミア・フォー・スミア」とは?

2014年、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するために、バケツに入った氷水を頭からかぶるか、もしくは寄付をするかを選ぶという「アイス・バケツ・チャレンジ」がインターネット上のキャンペーンとして大流行しました。2015年、イギリスの子宮頸がん基金団体、「Jo’s Cervical Cancer Trust」が推進するのは「Smear for Smear(スミア・フォー・スミア)」というキャンペーン。子宮頸癌を発見するために使われる細胞診検査はパップテスト、パップスミアテスト(Smear Test)と呼ばれ、この検診に対する認識を高めるため、口紅を頬に塗りつける(Smear)写真をSNSに掲載するというものです。

子宮頸癌は子宮頸部に発生するため、子宮頸部の細胞を擦り採って、細胞診検体(パップスメア)を作製し、顕微鏡検査を行う。

パップテスト – Wikipedia

ルールは「アイス・バケツ・チャレンジ」とほぼ同じ。口紅を頬に塗りつけた自撮り写真を「#SmearforSmear」というタグとともに掲載し、「子宮頸がん検診を受けましょう」というメッセージとともに次の友人、知人を指名するというものです。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの娘でモデルのジョージア・メイ・ジャガーも参加したことで一気に話題になりました。

手元に口紅を持っている女性は多いので、すぐに撮影できるという点では「アイス・バケツ・チャレンジ」より手軽に参加できるのではないでしょうか。

子宮頸癌(しきゅうけいがん、英: cervical cancer)は、子宮頸部と呼ばれる子宮の出口より発生する癌。性行為感染症である尖圭コンジローマと同様、ヒト乳頭腫ウイルス (HPV) の感染によって発症する為、性行為感染症に分類される。

子宮頸癌 – Wikipedia

日本の子宮頸がんの罹患者数は約9800人で、死亡者数は約2700人と推計される。年齢別にみた子宮頸癌罹患率は、20歳代後半から40歳前後まで増加した後、横ばいになる。近年の日本の子宮癌全体の罹患者数の推移では、39歳以下で罹患者数の増加が認められる。 (39歳以下の子宮癌のほとんどは子宮頸癌で、子宮体癌の大部分は40歳以降に発生する。) また39歳以下では、子宮頸癌は乳癌の次に罹患率が高い。

子宮頸癌 – Wikipedia

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