7月25日から26日にかけて放送されたフジテレビ系の『FNS27時間テレビ2015』の中で使われていたTシャツに差別用語が書かれていると話題になっています。
「めちゃ×2ピンチってるッ!本気になれなきゃテレビじゃないじゃ~ん」と題して、「本気」をテーマに製作されていた同番組ですが、番組の中で使われていたTシャツには「NO FUN NO TV DO HONKY」と書かれていました。この「HONKY」という言葉は主に黒人が白人に対して使う差別用語とのこと。
アメリカで活躍する俳優のマシ・オカさんもこの件に関してTwitterで指摘しています。
お! 27時間テレビが始まり、リアルタイムで観てます。 でも、Honkyはアメリカでは主に黒人の方が白人の方に対して使う差別用語だと知っているのでしょうか。。。
— Masi Oka (@MasiOka) 2015, 7月 25
以下、海外の反応。
・テーマは「本気」なのに、Tシャツのデザインをアメリカ人にチェックしてもらうことはしなかったんだな。
・日本だけで放送のバラエティ番組だからな。
・ちょっとググればわかることなのに、なんでしないんだろう。
・ローマ字だとHONKIのはずなんだが。ローマ字にもいろいろあるのかな。
・この番組、俺も見たよ。ちょっと笑ってチャンネルを変えた。
・差別用語をテレビで放送していいのか?Tシャツを作る前にチェックするべきだったな。
・アメリカじゃなくて日本なら問題ないだろ。
・「Real The Shit」って名前の小学生のダンスチームも使ってたよな。
・その子達に英語を教えてるのは誰だよ。
・このチームが世界大会の決勝まで進出したら、英語圏のニュースはどうやって報道するんだろうか。
・赤毛の人を「Ginger」って呼ぶようなもので、そこまで軽蔑して使ってるものではないからね。
・アメリカの人は実際に「Honky」って言葉を使うの?インターネット上でしか聞いたことないんだけど。
・使うよ。
・ニューヨーク出身の同僚は日本にJETプログラムで来た外国人や嫌いな外国人を「Honky」って呼んでるよ。そいつも白人なんだけどね。
・ちょっと古いけどね。70年代から80年代にかけて『ザ・ジェファーソンズ』を見て育った世代はよく聞いたはず。そんなに差別的な意味はないよ。
・黒人が白人に対して使う蔑称は許されるのに、なんで白人が黒人に対して使う蔑称は許されないんだろうか。
・「Honky」がgoo辞書の検索ランキングで一位になってる。
・英語を使うときはちゃんとチェックしてから使うべきだね。「日本国内でしか使わないから間違ってても問題ない」って言うなら、なんで英語を使うんだって話だからね。
出典:27 Hour TV translates Honki (本気) as “Honky” on their t-shirts… lol