TPPで失業者が増える?日本では7万4千人、アメリカでは44万8千人が職を失う…海外の反応

アメリカ、マサチューセッツ州にあるタフツ大学の経済学者らが、TPPによって日本とアメリカのGDP成長率はマイナスに、失業者も増えるという調査結果を発表しました。

調査によると、2015年から2025年の10年間で、日本のGDP成長率は-0.12%、アメリカは-0.54%に、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの成長率はそれぞれ0.28%、0.87%、0.77%増加するということです。失業者数は日本が7万4千人、アメリカが44万8千人増えるとのことです。TPP参加の先進国全体では、GDP成長率は-0.34%で失業者は62万5千人、発展途上国全体ではGDP成長率が2.03%、失業者数は5万5千人。

一方、TPPに参加しない国にも影響を及ぼし、先進国はGDP成長率は-3.77%、失業者数は87万9千人、途上国はGDP成長率が-5.24%、失業者は445万人になるとのこと。

出典:http://boingboing.net/2016/01/20/independent-economists-tpp-wi.html

TPP

以下、海外の反応。

 

 

・オバマよ、またやってくれたな。

 

・メキシコも7万8千人が失業するのか。TPPでは発展途上国も損をするんだな。

 

・発展途上国も損をする自由貿易協定なんて聞いたことない。

 

・TPPで本当に怖いのは知的財産関連だよ。

 

・TPPを通すのは次のアメリカ大統領選挙まで待ってほしいな。TPPに参加するかどうかは国民に決めさせてほしい。

 

・ただ心配性な人が無意味な警告を発してるだけだろ。

・NAFTAの時もそんなことを言ってたが、今はどうだ?

・NAFTAのせいでゼネラル・モーターズは工場をカナダに移して、デトロイトが潰れた。

・メキシコが不景気になったのもNAFTAのせいだな。

 

北米自由貿易協定(ほくべいじゆうぼうえききょうてい、英語:North American Free Trade Agreement、頭字語:NAFTA)は、カナダ、メキシコとアメリカ合衆国によって署名され、北アメリカにおいて3か国による貿易圏を生み出した自由貿易協定である。1992年12月17日に署名され、1994年1月1日に発効した。

北米自由貿易協定 – Wikipedia

これからヤバイ世界経済

 

 

・それでその失われた職というのはどこに行くんだ?

・効率が良くなるから仕事が減る。より少ない労働力でより多くのものを生産できるようになる。

・奴隷のような酷い環境で働かせられてる人のところに行くんだよ。

・より人件費がや安い国に行くんだろう。マレーシアやペルーのような国に。

 

 

・問題は大企業がどれだけ儲けるかだよ。TPPの狙いはそこだからね。

 

・TPPって大企業にしかメリットがなさそうなのに、なんで政治家は進めようとしてるの?

・消費者にとってはメリットになる。

・でもその消費者が職を失ったら何も買えなくなるぞ。

・大企業にメリットがあるから、政治家は進めたいんだよ。

 

 

・企業の未来が危ぶまれるということは労働者の権利や健康などにも影響が出るということ。失業者が増えれば(NAFTAでのメキシコのように)移民の問題にも発展する。貿易は「自由」ではなく、「公平」を目指すべき。

 

・クリントンはNAFTAを、オバマはTPPを推し進めた。二人ともは「労働者のための政党」だった。NAFTAによってたくさんの職が失われた。

 

 

出典:Independent economists: TPP will kill 450,000 US jobs; 75,000 Japanese jobs, 58,000 Canadian jobs

タイトルとURLをコピーしました