EU、防衛協力の新体制発足へ。アメリカ依存からの脱却か…海外の反応

ベルギーの首都、ブリュッセルで2017年11月13日に行われたEUの外相理事会でEU内の防衛協力拡大を図る新体制「常設軍事協力枠組み」(PESCO)創設に向けた文書に署名が行われました。イギリスやデンマークを除く23ヶ国の外相と国防相が署名しました。

 PESCOには防衛能力を持つ加盟国が参加。各国は兵器の共同調達・開発のほか、紛争地での平和維持活動を行うEU部隊への派兵や装備、訓練などでの貢献を約束。EU防衛協力の初の本格的な前進として注目されている。

EUの防衛協力の深化は、ウクライナ危機などで示されたロシアの軍事的脅威の増大や、欧州の安全保障への関与に冷淡なトランプ米政権の発足が背景にある。

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EUやらイスラムやら、ここ100年くらいの世界情勢をマンガでチラッと振り返る

以下、海外の反応。

 

 

・これは素晴らしいニュースだね。歴史的に見ても大きな変化だ。

 

・このことがアメリカや中国みたいな軍事大国にどう影響を与えるか、興味深い。

 

・重要なのはNATOに加盟してないスウェーデン、フィンランド、オーストリアも署名したってことだね。これは良いニュースだよ。ロシアにとっては悪いニュースだけど。

 

・つまり、これ以上アメリカが他の国の戦争に首を突っ込むことは無くなるってこと?

・少なくともEUの中では無くなるってことだね。アフリカやアジア、中東ではこれからも続くよ。

 

 

・EU各国の軍隊が統一されて、一つの軍隊になるってこと?

・違うよ。みんなでお金を出し合うことになっただけ。

 

 

アメリカとしても嬉しいことだね。高い金を払ってるのに文句を言われてるだけだから。EUはもっと防衛費を上げるべきだよ。

 

・アメリカがヨーロッパに基地を置くことになったのは第二次世界大戦の後で多くの国が軍隊を持つことを禁止されてたからなんだよな。

 

・世界の警察として振る舞うアメリカを非難しておきながら、アメリカに世界の警察としての役割を求めてたのがそもそもおかしかったんだよ。

・でもアメリカは世界の警察になりたいんでしょ?

 

 

・防衛協力するとは言っても、それぞれ独立した国だから、上手くいくかどうか気になるところだね。

 

・でもアメリカの代わりにフランスとドイツが軍隊を派遣するってだけのことだろ?今度はフランスとドイツが責められることになるだけじゃないの?

 

イギリスがEU離脱してくれてよかったな。イギリスがいたらこんな条約は締結されなかっただろう。

 

EU離脱

 

 

・もうEUで一つの国になっちゃえばいいのに。

・いつかはそうなることになるんじゃないかな。

・ヨーロッパ合衆国になるのか。そして今のアメリカのような振る舞いをするようになるんだな。

 

 

・これってつまり、ドイツがヨーロッパの覇権をついに握ったってことじゃないの?

・ドイツよりフランスの方が軍事力はあるぞ。

・第三次世界大戦の引き金となるかな。

 

池上彰の世界の見方 ドイツとEU

 

 

・本当に23ヶ国の利害が一致すればいいんだけど。

 

世界は多極化していく。アメリカ、中国、インド、EU。問題はアフリカと南アフリカだな。

 

・なんか嫌な予感がする。

 

 

出典:Reddit

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