ヨーロッパを歴訪中の安倍晋三首相は、2017年3月20日（日本時間）にドイツでアンゲラ・メルケル首相と会談、自由貿易を推進するために日本とEUの経済連携協定合意に向けて連携していくことを確認。ハノーバーで開かれている世界最大級のIT関連見本市、CeBITでスピーチしました。
首相はイベントでのあいさつで、貿易や投資のあり方について、「日本はドイツとともに開かれた体制を守るチャンピオンでありたい。そこには公正で、民主主義の評価に堪えるルールが必要だ。一部の人だけに富が集まる、あるいは無法者が得をする状態をつくってはならない」と強調。そのうえで、「民主主義のルールを重んじる日本とドイツ、さらに日本と欧州は連携しないといけない。ＥＰＡを早く結ばなくてはならない」と訴えた。
メルケル首相は会談後の共同記者会見で、「デジタル化が進む世界では、モノだけでなく、国どうしも障壁を設けずに、やり取りするべきだ。ドイツと日本は、ＥＵ＝ヨーロッパ連合と日本のＥＰＡ＝経済連携協定の合意に向けて、全力で取り組んでいる」と述べ、自由貿易の重要性を改めて訴えました。
以下、海外の反応。
・日本とドイツが協力するのか。ここにイタリアが加わったら、第二次世界大戦時の枢軸国同盟の復活だな。
・安倍首相は国家主義者だったはずだが。
・僕は日本の自動車は好きだよ。アメリカで生産された車よりも「アメリカ的」だし、従業員も大事にしてる。
・国の経済を輸出に頼っている日本とドイツが「自由」な貿易を訴えるのか。
・経済が輸出に頼っていない国なんてないよ。
・日本の自動車は高品質だからな。
・日本は貿易赤字国なんだけど。
・自由貿易の推進で合意するのはいいけど、安倍晋三首相はメルケル首相の移民に対する考え方は知ってるのかな？
・安倍首相もメルケル首相みたいに国境を開け放ち、難民を受け入れるということ？
・日本とドイツが同盟を組むと、他の国にとっては損だからな。
・自由貿易の場合、参加しない国全部が損をするんだよ。
・トランプという共通の敵を作ることで世界が結束し始めた。
・トランプが世界の敵に回ったことで、かつての枢軸国が世界の自由と民主主義を牽引するリーダーになったのか。
・移民を規制してるという意味では日本はアメリカに近いと思うが。
・ここで安倍首相とメルケル首相が言ってる自由貿易ってのは、少数の国しか得をしないんだよな。
・トランプが大統領になったことで世界は指導者を失ったんだ。もうアメリカの大統領は世界のトップではなくなった。次に世界をリードするのは中国かもしれないけど、日本とドイツの方が西側諸国にはありがたいかな。
・中国が世界のトップにはならないだろう。民主主義国じゃないし、近隣諸国と揉めてるし、ロシアや北朝鮮との関係もある。
・なんか世界が一斉にドナルド・トランプを無視し始めたな。
出典：Reddit
