パナソニックの「マイスペック」コンセプトムービーが海外の映像作品に酷似

まずはこちらをご覧ください。パナソニック公式の宣伝動画です。

そしてこちらがハンガリー出身の映像作家、Adam Magyar氏による2013年の作品です。

舞台が駅であること、そしてハイスピードカメラによる超スローモーション映像であること、白黒であることなどが酷似していると認められますが、それだけではありません。

Adam氏のフェイスブックの投稿によると、今年の5月、この宣伝動画の製作者からAdam氏の作品の作り方について教えてほしいと打診があったそうです。Adam氏は自身の作品に込める思いと商業主義は相反するため、この依頼を断りました。その後、宣伝動画の製作者がこの動画を発表したとのことです。氏には他の企業からの依頼も多数あったそうですが、いつも断っていたそうです。その中にはAdam氏の作品を真似て作った企業もあったそうですが、このように無作法に真似る企業は初めてだと書いています。これは著作権問題だと結んでいます。

Adam氏のStainlessというシリーズ、新宿の他にニューヨークやベルリンでも撮影されています。