「ファッションセンターしまむら」で売られているという、鉄十字にハーケンクロイツが刻まれたネックレス(がセットになっているタンクトップ)の画像が話題になっています。以下、林由夏さんのツイート。
しまむら、鉤十字デザインのネックレス付きタンクトップ売ってた。 店員さんに「このデザインは使ってはいけない」とお話しましたが、「はぁ…」という感じの、素っ気ない対応。意見を上に伝えてくださいと頼んだけど、ちゃんと伝えてくれるかな…。 pic.twitter.com/rNKNn21hqy
— 林 由夏 (@ha_yuka) 2015, 8月 19
右の写真がナチスの騎士鉄十字章。 pic.twitter.com/KssflEvHrW
— 林 由夏 (@ha_yuka) 2015, 8月 19
林由夏さんのご主人は日本共産党岡山市議会議員の林潤さんのようです。
夫は岡山市議会議員( 林 潤 @hayashijun )。 夫が毎月第一月曜日に弁護士と共に市民対象の無料生活法律相談を行っています。 お困りの方はお気軽にご連絡下さい。 ANTIFA。反原発。安保法制は必ず廃案に!
https://twitter.com/ha_yuka
市民の生活や環境に悪い企業活動には反対しますね。企業から金を貰う議員は市民の立場に立てません。 https://t.co/TcFhiUKfCD
— 林 潤 (@hayashijun) 2015, 8月 19
以下、海外の反応。
・まあ日本だからな。
・この人がイルミナティのイヤリングを見たらなんて言うだろう。
・これをCNNあたりが取り上げて、もっと大騒ぎになれば面白いんだけどな。
・鉄十字はドイツでは何世紀にもわたって使われてきた紋章だ。そして鉤十字は日本では仏教の印として伝統的な仏閣でよく使われている。つまり、ナチス・ドイツとは何の関係もないんだよ。
・鉄十字だけなら何の問題もなかったんだよ。今でもドイツ軍では使われているからね。日本海軍が旭日旗をずっと使っているように。問題はハーケンクロイツだな。
・どうでもいいけど、「しまむら」って名前は変えた方がいいと思う。年寄りが工具やパンツを買いに行ってそうな名前だ。
・俺がつい最近、注文したTシャツに合いそうだ。
・おれのSSヘルメットに合いそうだな。
・数年前、日本でナチス・ドイツの鷲の紋章がついてる帽子をかぶってる女の子をたくさん見たよ。日本人の友達に、誰も気にしないのかと聞いてみたけど、みんなお寺の記号と鳥がついた帽子がなぜ気になるのかわからないみたいだった。
・日本だからな。驚かないよ。去年、高校一年生のクラスを担当してたとき、カレンダーにハーケンクロイツをたくさん描いてる女子がいたんだ。確認したけど、お寺の記号ではなかった。なぜハーケンクロイツなんて描いてるのか聞いてみると、ミュージック・ビデオに出てきたんだそうだ。誰もそれがナチス・ドイツのシンボルだとは知らなかった。あと、同僚の教師も二人くらい、ホロコーストのことを知らなかった。そのうちの一人はホロコーストってアメリカ人がやりそうなことだから、アメリカで起きたことだろ、なんて言い出した。歴史の先生に、日本ではホロコーストについて教えてないのかと聞いてみたら、日本人はそういうことについて話したがらないって言ってた。日本には3年ほど住んでたけど、これが一番のカルチャー・ショックだった。
・たしかにアメリカがやりそうなことではあるが。
・日本のテレビ番組で言ってたけど、最近は第二次世界大戦についてあまり教えないそうだ。街頭インタビューで、戦争中の日本の同盟国はアメリカとイギリスって答えてる人もいた。
出典:SHIMAMURA sells Nazi pendant、Going to have to check out the Shimamura near me ASAP!!
日本人はホロコーストを知らないのかというコメントも見られますが、杉原千畝を知っている人が海外にどれくらいいるか気になります。
杉原 千畝(すぎはら ちうね、1900年(明治33年)1月1日 – 1986年(昭和61年)7月31日)は、日本の官僚、外交官。
第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。1940年7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して、大量のビザ(通過査証)を発給し、およそ6,000人にのぼる避難民を救ったことで知られる。その避難民の多くが、ユダヤ系であった。海外では、「日本のシンドラー」などと呼ばれることがある。