北朝鮮に旅行してきたという投稿者が撮影したのは北朝鮮のとある店内の写真。他にもいろいろな写真を撮影したようですが、これは撮影が許されていない場所で撮ったものだそうです。
・北朝鮮では、行っていい場所と行ってはいけない場所があり、後者の方が圧倒的に多い。これはその行ってはいけない場所で撮ったものだ。旅行中は常にガイドが二人ついてた。一人が先頭、一人が後ろ。でもあるとき、二人とも先頭に行った瞬間があったんだ。時間にするとわずか15秒ほどだったけど、その隙に普通の店に入って写真を撮った。ガイドに連れ出されるまで10秒ほどあったけど、僕が写真を撮ったのを見てなかったような気がする。
北朝鮮への旅行は全部で4日、ここにその写真を載せてるよ。
・どこに宿泊してたんだ?
・羊角島国際ホテルってところだよ。
・全部でいくらくらいかかった?
・700から800ポンドくらいかな。
・何のために行ったんだ?
・とある本に好奇心を刺激されたから。
・なんかどの写真を見ても閑散としてるけど、国民はどこにいるんだろう。
・平壌はどこに行っても人が少ない。たぶん住んでる人口が少ないんだろうな。それに人々はみんな旅行者を避けるんだよ。外部の人間と関わって、反逆罪になりたくないから。
・北朝鮮で売られてるものは全部作り物だと思ってた。
・ちゃんと物は売られてるけど、最近は韓国から肥料が入ってこないから、農作物を作るのが難しくなってきてる。北朝鮮の人は冬に大便を溜めておいて、春に肥料として使うらしい。
・この写真を撮るときはめちゃくちゃドキドキしたんじゃないの?
・そうでもない。北朝鮮を出るときの方がストレスだった。国境を出るのに3時間もかかった。何回も税関の審査を受けさせられ、あっちに行ったり、こっちに行ったり、荷物も何度も検査され、誰も英語を喋ってくれない。それでも僕はスマートフォンを持ってたから早く通れたんだけど。
・なんでスマートフォンを持って行かなかったの?
・スマートフォンを持って行ったら僕がどういう会社で働いているかバレるからね。
・ちなみに僕はポーランドのパスポートだったから、まだ大丈夫だった。アメリカ人はもっと厳しく見られていたよ。
・他にはどんな国の人が参加してたの?中国人もいた?
・僕のグループに中国人はいなかった。あとはイギリス、アメリカ、ポーランド、ノルウェー、ニュージーランドから来てた。
・通信手段はあったのか?携帯電話の電波は入るの?
・電波は全く入らない。Wifiも全くない。
・友達が中国に留学してたとき、北朝鮮からの留学生と知り合いになったらしい。その人達はスーパーマーケットにいろんなものが売ってることに感動していたらしい。
・僕の母も東ドイツに行ったときにいろんなものが売ってて驚いたらしい。ポーランドの貧しい村には何にもないからね。
・旅行中に笑顔の写真を撮れたのはわずか二枚だけだった。みんな本当に貧しくて、洗脳されてるから北朝鮮は世界で一番素晴らしい場所だと言ってくる、
・北朝鮮の人達に話しかけて、北朝鮮が本当はどんな国かを教えてあげなかったの?
・質問するのはいいけど、何かを伝えるのは禁止されてたんだよ。もし何かを言っても、彼らは微笑んでいるだけ。
出典:Reddit