大ヒットゲームの『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサー、五十嵐孝司が新作のゲームを作るための資金をクラウドファンディングのウェブサイト、「Kickstarter」で集めていることが話題になっています。
Bloodstained: Ritual of the Night – Kickstarter
目標資金は50万ドルということでしたが、資金調達を開始したその日のうちに100万ドル達成。現在は180万ドルの資金が集まっています。28ドルの出資でデジタルコピー版が、60ドルの出資でパッケージ版がもらえるなど、出資額によって特典が変わり、また、最終調達資金の額に応じてプレイヤーキャラが増える、声優にデヴィッド・ヘイターを起用する、ボスが増えるなど、プロジェクトのゴールも変わるようです。
1990年、コナミ入社。PCエンジン用ゲームソフトの開発等を経て、1994年に大ヒット作となった『ときめきメモリアル』の開発に携わったのち、移植作品である『悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ』(2001年発売)からは同シリーズのプロデューサーとなる(オリジナル作品は翌年の『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』から)。 2014年3月15日に新たな開発スタジオを開くためにコナミを退社。同年9月、株式会社ArtPlayの立ち上げに関わる。
以下、海外の反応。
・僕が出資したときはまだ16万ドルだったのに。いつの間にこんなに増えたんだよ。
・これって『悪魔城ドラキュラ』の続編ってこと?
・『悪魔城ドラキュラ』が大好きだから、早速、出資してきたよ。
・僕もすぐに出資したけど、それでも10384人目の出資者だった。
・まだこういう2Dアドベンチャーが人気があるってことを証明するためにKickstarterを使ったんだろうか。
・こういうタイプのゲームってまだウケるんだろうか?
・一日で100万ドル集まったってことは、欲しがっているゲーマーがいるってことだろ。
・カプコン、コナミ、セガみたいな昔からあるゲーム会社はどうしちゃったんだろうな。みんな凋落してしまった。なんでゲーマーが何を求めてるかがわからないんだろう。名作ゲームのリメイク、続編を作ってほしいのに。
・『ロックマン』のプロデューサーが作る『Mighty No. 9』、『バンジョーとカズーイ』のチームが作る『Yooka-Leylee』、そしてこの『Bloodstained』も全部、Kickstarterで資金を集めてるんだよな。
稲船敬二がゲーム制作において大切にしていた“ユーザーとともにつくり上げるコンテンツ”というテーマをさらに進めるべく、Kickstarter上で開始したプロジェクト。今回、日本国内のゲーム会社として初めて、Kickstarterの資金調達プロジェクトを用いた試みであったため注目を浴び、結果国内外の支援者から資金を調達することに成功。支援者からの最終到達金額に応じて対応機種や追加ステージが追加される仕組みであった。
・なんでWii Uバージョンはリリースしないんだよ。『Mighty No. 9』はWii Uでもリリースするのに。
・たぶん資金が集まればWii Uバージョンも作るんじゃないかな。
・残念ながらKickstarterで資金調達するプロジェクトは失敗する場合も多いんだよな。『Mighty No. 9』も結局、資金が足りないと言ってた気がする。
・主人公は女の子なら、デヴィッド・ヘイターは誰の声優をするんだ?
・たぶん敵のキャラクター、Gebelだろ。
・デヴィッド・ヘイターが声優をするのは嬉しい。
(『ルパン三世 カリオストロの城』のルパン三世、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のバーナード・ワイズマン、『メタルギアソリッド』のソリッド・スネークなどを担当。)
・今の世代(ニンテンドー3DSの世代)って『悪魔城ドラキュラ』や『ロックマン』がなかったんだよな。時代は変わりつつある。
・でも100万ドルなんてまだまだ足りないだろうな。
・カプコンを去った稲船敬二もコナミを去った五十嵐孝司も、それぞれKickstarterで100万ドルを集めて『ロックマン』と『悪魔城ドラキュラ』の続編を作るのか。『メタルギアソリッド』の小島秀夫はコナミを去る日は来るのかな。
・敵のキャラクターのデザインが最高だわ。このゲーム欲しいな。
・コナミは今頃、悔しがってるだろうな。
出典:Castlevania Successor Makes Over $1 Million In A Single Day