インドの高速鉄道建設計画、受注するのは日本か中国か…海外の反応

日本と中国、海外市場に展開する鉄道事業の競争で注目されているのはインドの高速鉄道建設計画。安全性で売り込む日本に対して、コストパフォーマンスでアピールする中国が有利との情報もありました。

 2014年9月、訪日したインドのモディ首相との首脳会談で、新幹線を売り込んだ安倍首相。その直後に、今度は中国の習主席がインドを訪問し、モディ首相に高速鉄道を売り込んでいる。中国駐インド大使はこう話してくれた。

「インドと中国は高速鉄道について積極的に相談している。大きな問題はないはずです。今は実行の可能性を研究している」

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しかし、2015年2月28日にインドのニューデリーで行われたセミナーではインドのシンハ鉄道担当閣外相が日本の新幹線を採用する可能性が高いと発言したとして、日本が有利かと話題になっています。

 インドのニューデリーで2月28日、インド政府関係者ら約200人を前に、JR東日本の深沢祐二副社長が「完成後の維持や補修にかかる中長期的な費用を抑えることができる」と新幹線をアピールした。国土交通省が各国で開催する「高速鉄道セミナー」の一幕だ。

日印両政府は、西部ムンバイ―アーメダバード(約500キロ)で、新幹線導入に向けた共同事業化調査を行っている。7月までにまとまる報告書をふまえ、インド政府が判断する。

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 インドのシンハ鉄道担当閣外相は28日、高速鉄道建設計画に日本の新幹線を採用する可能性が高いかとの質問に「もちろんだ。モディ首相はとても関心を持っている」と述べた。ニューデリーで行われた日本政府主催のセミナーでの演説後、産経新聞の取材に答えた。

http://www.sankei.com/world/news/150228/wor1502280058-n1.html

 

以下、Redditのインド板の反応。

 

 

・中国の高速鉄道はやめてほしい。中国の技術を使って成功した国なんてないだろ。

・あと韓国の技術もダメかな。

・そう言いながら中国製のパソコンや電話でこのスレを見てるんだろ。

 

 

・中国の技術力が低いって時代はもう終わったぞ。

 

・中国製品は高品質だと思うよ。でも一つの国として中国の技術を採用するのは危険だと思う。

 

・中国はたしかに日本やドイツの技術をパクってきた。でも今ではその技術を自分のものにしてるよ。

 

・中国の高速鉄道は速度に関しては世界一じゃなかったかな。ただ安全性は完璧ではないんだよな。過去に事故を起こしてる。僕はやっぱり日本がいいな。

2011年温州市鉄道衝突脱線事故(2011ねんおんしゅうしてつどうしょうとつだっせんじこ)は、中華人民共和国浙江省温州市の甬台温線(杭福深旅客専用線の一部)で2011年7月23日午後8時34分頃(UTC+8)に発生した中国高速鉄道の衝突・脱線事故。死者40人(中国政府発表)。

2011年温州市鉄道衝突脱線事故 – Wikipedia

 

 

・300キロで走る中国製の車で旅行したいとは思わないな。

・でも結局は日本の新幹線を中国で作ってインドに売ることになりそう。

・その頃には中国じゃなくてベトナムやマレーシアが世界の工場になってると思うよ。

 

 

・飛行機は嫌いだから、早く新幹線を作ってほしい。

 

・でもこの車両、カッコ悪いよな。

写真

 

 

・インドに新幹線ができたとして、ほとんどの国民は乗れないんじゃないかな。新幹線や高速鉄道の運賃は最低価格が中国の1キロあたり5ルピー、最高がヨーロッパの20ルピー、ムンバイとアフマダーバードの間は500キロだから、最低で2500ルピー、最高で10000ルピーになる。そして走行時間は2、3時間。上流階級は飛行機に乗るだろうし、中流、下流階級は高すぎて乗れない。

・中国の高速鉄道が開通したときも同じことが言われてた。でも実際は多くの人が利用してる。それに高速鉄道は人間を運ぶだけじゃなく、貨物も運べるんだよ。

 

 

・この2月に日本で新幹線に乗ったけど、すごく良かった。インドに新幹線ができて、それが在来線とつながれば国内ビジネスは格段に良くなる。

 

 

翻訳元:India leaning toward Japan’s bullet train tech

 

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