「日本では放射線がゴジラのようなモンスターを生み、アメリカではスーパーヒーローを生む」という内容のスレッドをまとめました。よく間違われがちですが、1954年公開の『ゴジラ』第一作目では、ゴジラは放射線による突然変異で巨大化したのではなく、水爆実験で目覚めた太古の怪獣という設定でした。
東京へ戻った山根は、その巨大生物を大戸島の伝説に従って「ゴジラ」と呼称し、トリロバイトと残留放射能ストロンチウム90を根拠に「200万年前のジュラ紀に生息し、海底の洞窟に潜んでいた太古の生物が、水爆実験の影響で安住の地を追われ、出現したのではないか」とする見解を国会での公聴会で報告。
・スーパーヒーローを生み出すのは放射線だけじゃない、放射線と自由だってことだな!
・アメリカ人の方が放射線の使い方が上手いってことだな!
・実際はガンになるだけだけどな。
・ガンはスーパーヒーローというよりモンスターに近いかな。ゴジラはガンの比喩表現だったのか。
・日本の方が現実的だな。ゴジラは巨大なガン細胞を持つトカゲと考えられるから。
・放射能汚染を考えるのに日本とアメリカだけじゃ足りないだろ。チェルノブイリも考えないと。
・フィクションだってのはわかるが、日本の方がアメリカより現実に沿ってるな。
・巨大な怪獣を生み出すより、突然変異の人間を生み出す方がより現実的だと思うが。
・日本は第二次世界大戦で原子爆弾を落とされて敗戦したから、放射線は悪いイメージと結びつく。一方、アメリカは原子爆弾によって戦争に勝ったから、放射線は良いイメージと結びつく。
・アメリカは原子爆弾によって日本人の精神を傷つけたんだな。だから日本の映画、アニメ、小説にはモンスターや核戦争後の未来がよく登場する。
・だから『ロックマン』で味方側の博士はトーマス・ライト(トーマス・エジソン)で敵側の博士はアルバート・W・ワイリー(アルバート・アインシュタイン)なのか。アインシュタインはマンハッタン計画に関わっていたからな。
ナチス・ドイツが先に核兵器を保有することを恐れた亡命ユダヤ人物理学者レオ・シラードらが、1939年、同じ亡命ユダヤ人のアインシュタインの署名を借りてルーズベルト大統領に信書を送ったことがアメリカ政府の核開発への動きをうながす最初のものとなった。この「進言」では核連鎖反応が軍事目的のために使用される可能性があることが述べられ、核によって被害を受ける可能性も示唆された。なお、以降アインシュタインはマンハッタン計画には関与しておらず、また、政府からその政治姿勢を警戒されて実際に計画がスタートした事実さえ知らされていなかった。
・超人ハルクはモンスターとスーパーヒーローのどっちだ?
・ゴジラの方がヒーローで、スーパーヒーローの方がモンスターだとは考えられないか?
・ゴジラはスーパーヒーローより多くの命を救ってるぞ。
・ガメラもな。
・スーパーヒーローもモンスターだな。正義を口実に破壊を繰り返してるだけだ。
・放射線が原因でスーパーヒーローになったのってハルク以外にいるか?
・アメリカにも『悪魔の毒々モンスター』がいるぞ。
・僕は病院の放射線科で働いてるんだけど、第二次世界大戦の原爆は日本人に大きな影響を与えたんだと思う。レントゲンやCTスキャンによる放射線量を最小限に抑える技術に関してはアメリカより日本の方がはるかに進んでる。
・放射線で生まれたんじゃないけど、鉄腕アトムは原子力をエネルギー源にしてる。そして原爆投下から10年も経たないうちに連載が始まった。
・日本ではパンティーでスーパーヒーローになれるらしい。
・アメリカにも放射線がモンスターを生む映画はたくさんある。『放射能X』『ヒルズ・ハブ・アイズ』『妖怪巨大女』『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』など。でも大体はB級ですぐ忘れられるような作品ばかり。『ゴジラ』は名作だから残ってるだけだ。
出典:In Japan, radiation creates monsters (Godzilla) and in America radiation creates superheroes