2014年のアニメ産業を総括した『アニメ産業レポート2015』が2015年9月18日に刊行されるようです。『アニメ産業レポート』は2009年から毎年、一般社団法人日本動画協会により発行されています。2014年のアニメ産業市場は、前年対比110.4%の1兆6296億円だったとのこと。
今回の2015年版では、2014年の基本となる業界動向・各メディアごとの動向を発刊します。尚、今回のレポートでは2014年のアニメ産業市場が、商品化及び、中国のWeb正式配信への配信権販売などの伸張により、1兆6,296億円(前年比110.4%)と算出しています。
アニメ産業レポート2015発刊のお知らせ | 日本動画協会一般社団法人日本動画協会。アニメーション製作の新技術開発、マーケット情報の収集と発信、著作権保護の研究と実践、また、わが国のアニメーション文化を海外に紹介する国際交流事業など、より一層の事業活動を展開してまいります。
執筆者は増田弘道氏、氷川竜介氏、数土直志氏など。
『アニメ産業レポート2015』はエスピーアイ・インフォメーションのウェブサイトで販売されるそうです。
以下、海外の反応。
・そのお金がちゃんとアニメーターに回ればいいんだけど。
・単純に日本全体の景気が良かっただけじゃないの?
・『ラブライブ!』のおかげだな。またアニメ業界は萌えに救われた。
・もう欧米のテレビは見なくなった自分にとってはいいニュースだ。
・2014年はそんなにいいアニメがなかったと思うが。
・ufotableの株を買わなきゃ。
・『日常』の2期はいつ作るんだ?
・『涼宮ハルヒ』の3期もな。
・いいニュースだね。これでもっとたくさんの続編が作られたり、質の高いアニメが作られたりするようになる。
・『はたらく魔王さま!』の2期に期待していいのかな。
・これで少しはくだらない萌えアニメも減るかな。
・むしろ萌えアニメは増えるだろう。
・欧米の市場も狙って、高校が舞台じゃないアニメももっと作ってほしいな。『ブラック・ラグーン』や『カウボーイビバップ』みたいなのがいい。
・日本のアニメ業界が欧米の市場をターゲットにすることはないよ。
・つまり、ufotable製作の『エンジェルブレイド』劇場版も期待していいってことだな。
・2014年の日本国内でのアニメDVDの売上は2013年より下がってたはず。つまり、中国の市場やその他での売上がよかったんだろう。
・アニメはたしかに欧米でも人気だけど、中国での売上の方がはるかに大きいだろう。日本のアニメは中国では大人気だよ。10代、20代の中国人はみんな多少の日本語を知ってる。
・今後アニメは深夜テレビの枠を撤退して、オンラインで有料登録をして見るようになるだろう。
出典:Report: Anime Industry Up 10% in 2014