世界の貧困撲滅運動を行う団体、「オックスファム」の発表によると、最も資産を持つ上位62人の富裕層が持つ資産の総計と、世界人口のうち、所得の低い側の半分、約36億人の資産の総計が同額であることがわかりました。また、世界の人口の上位1%にあたる富裕層が持つ資産が残り99%が持つ資産の総計と同じということです。
またこの62人という数字は5年前には388人だったそうです。
オックスファム・ジャパン – 格差に関する最新報告書発表 「最も豊かな1%のための経済」
・ 世界で最も裕福な62人が保有する資産は、世界の貧しい半分(36億人)が所有する総資産に匹敵する。この数字が、わずか5年前2010年には388人だったことが事態の深刻さを示している。
・ 一方で、2015年には、世界人口の貧しい半分の総資産額は、2010年と比較して1兆ドル、41%減少。同時期に世界人口は4億人増加。
・ 世界の資産保有額上位62人の資産は、2010年以降の5年間で44%増加し、1.76兆ドルに達した。
・ 男女の格差も顕著で、世界で最も裕福な62人のうち男性は53人。女性は9人に過ぎない。
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オックスファムは今週スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に向け、米経済誌フォーブスの長者番付やスイスの金融大手クレディ・スイスの資産動向データに基づく2015年版の年次報告書を発表した。
それによると、上位62人と下位半数に当たる36億人の資産は、どちらも計1兆7600億ドル(約206兆円)だった。貧富の格差増大、上位62人と下位36億人の資産が同額世界の富裕層の上位62人が保有する資産は、世界の人口全体の下位半数が持つ合計と同じ額に達していることが18日までに分かった。貧困問題に取り組む非政府組織(NGO)オックスファム・インターナショナルの報告で明らかになった。
以下、海外の反応。
・これが資本主義ってもんだよ。
・それでその62人って誰なんだ?
・フォーブスが毎年、世界長者番付を発表してるよ。
世界第1位の億万長者はマイクロソフト創設者のビル・ゲイツが2年連続で1位となった。日本ではファーストリテイリングの柳井正が202億ドルで1位、世界ランクは41位。
・知られてないだけで、金を持ってる奴はもっといるよ。ロスチャイルド家とか。
・ロスチャイルド家は金持ちってレベルじゃないからな。
・ロスチャイルド家も家族で資産を分けちゃったから、そんなに金持ちではない。
・ビル・ゲイツの資産は2010年には530億ドルだったのに、2015年には792億ドルだった。
・株価や物価が下がれば、貧富の差も小さくなるよ。この7年の景気が良かったから、資産を持ってた人間が得をして、持ってない人間は何も得られなかった。それだけ。
・やっぱり資本主義は世界の癌だ。
・そのコメントも資本主義によって生み出された端末で入力してるんだろ?
・革命を起こそうぜ!
・そんなに富裕層に不満があるなら、マイクロソフトやウォルマート、ロレアル、テルメックスの商品を買わなければいいだろ。
・金持ちが金を持っていることが、他の誰かが金を儲けることを妨げているわけではないだろ。
・富裕層が持っている資産を使って、新しく生まれる富を独占する。それが問題なんだよ。
・だから金持ちは持ってる金を捨てるべきだとでも言いたいのか?
・それだけ努力をして金を稼いだんだから別にいいだろ。貧しい人間が貧しいのは、その努力をしてないから。
・金を持ってることを責められるのなら、アメリカ人はみんなスーダン人に金をあげないといけないな。
・またフランス革命でも起こそうってのか?
・ロビン・フッドに助けてもらおう。
・少なくともその富裕層が雇用を生み出してるわけだからね。何も問題ないだろ。
・全員が金持ちになれるわけではない。
・富の総量には限りがある。金持ちがそれを独占してるせいで、貧しい人に金が回らない。
・仮にその62人がいなくなっても、俺達の生活は何も変わらないよ。