日本漢字能力検定協会が毎年、年末に発表している、その年の世相を表す「今年の漢字」は「金」であることがわかりました。2016年12月12日に京都の清水寺で森清範貫主が揮毫。「金」が選ばれるのは2000年、2012年に続いて3回目。
協会によりますと、選ばれた理由はリオデジャネイロオリンピックで日本人選手の金メダルに日本中が沸いたことや東京都の舛添前知事の政治資金問題など政治とカネの問題が次々と浮上したこと、それに金髪が印象的なドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領選挙に勝利したことなどが挙げられています。
「金」が選ばれたのは、シドニーオリンピックが行われた１６年前と、ロンドンオリンピックが行われた４年前に続いて、これで３回目です。
以下、海外の反応。
・また「金」かよ。もう飽きたよ。
・俺にとっての今年の漢字は「糞」だったけどな。
・「死」だと思っていたが。
・2016年は「嘘」の年だったと思う。
・毎年、「食」なんだが。
・俺は「鬱」だわ。
・個人的には「金」とは真逆の一年だった…
・人類にとって「金」は今年だけじゃなくて永遠のテーマだけどな。金がなきゃ食っていけない。
・「愛」こそすべて。
・今年の象徴はなんといってもドナルド・トランプだよなあ。
・たしかにドナルド・トランプをたった一文字で表現するなら「金」かもしれないな。
・「今年の漢字」に選ばれるのは必ずしもポジティブな意味じゃなくてもいいってことなのかな？今年は世界経済にとってはネガティブな一年だったはずだ。イギリスのEU離脱が決まったり、ドナルド・トランプが大統領に当選したり。
・2016年はオリンピックの年だったから、「金」がふさわしいかもしれないね。「金の無駄」って意味で。
・今年はいろんな意味で「狂」った一年だった。
・一文字に限らなければ「問題」がふさわしい年だった。
・個人的には「損」だな。様々な者、人が損なわれた。ジーン・ワイルダー、モハメド・アリ、アラン・リックマン、プリンス、デヴィッド・ボウイ。
